ヘルシンキ 2013 Ⅰ

目的地へ行く前にぶらり途中下車の旅は初の北欧、フィンランドはヘルシンキ。すっきり青い空と、日差しの強さが第一印象。

ガイドブックは北欧ひとくくりが多く情報が少ないと思っていたら、なるほど程よくコンパクトな落ち着いた街でした。

朝散歩をしてみると、太陽は上がっているのに月はまだ高いところにあるという見慣れない空を眺めながら開店前のかもめ食堂も覗いてみました。

朝食のパン（ヘルシンキバージョン）

街は歩いても十分回れますが、トラムが街中を走っています。

市場に並ぶ果物はこの時期大量のベリーベリーベリー、魚売り場にはサーモン、サーモン、サーモン。

見たことがない種類のきのこも。

街を歩き回り、マリメッコの直営カフェのマリカハヴィラで一息ついているところで在住のリエさんとお友達になり、とある理由で時間が空いてしまいその為に買ってしまった一日乗車券ももったいないという事で、残り一日ガイドをして頂ける事になりました♪

行かれないと思っていた郊外にあるマリメッコ・ファクトリーショップ。お裁縫が得意な人だったらきっと大変！生地が豊富にありました。

フィンランドで有名なチョコレート、Fazerファッツェルのカフェ。

1924年創業の老舗Kosmosコスモスでフィンランド料理を堪能しました。

アンティパスト：バルティックニシンサーモン、トナカイ肉のスモーク、フィンランドのチーズ

パイクパーチとザリガニのグラタン

シャンパンシャーベットにクラウドベリーソース。　ちょっと濃いめのソースの後は酸っぱいくらいのソースがちょうど良かったです。

一日飛んで三日目の経つ前の午前中、思いがけずここまた郊外のアラビア・ファクトリーショップまで行く事が出来てしまいました。

最後の〆は1852年創業のカフェで創業時から作り続けられているフィンランド独特のミルフィーユ、ナポレオン。

1852年の日本といえば幕末、ペリー提督が日本に向けて出港した年！

フォンダンの厚みにちょっと驚きましたが食べて納得、カスタードがびっくりする程甘くないので見事に調和が取れていました。

もっとゆっくり出来るのであれば勿論自然豊かな郊外へ行ってみたかったのですが、今回は知り合ったリエさんのお陰でとても充実した時間を過ごす事が出来ました。素晴らしい出会いに感謝です！